Hit Au Salai - ヒトサライ - director's cut

なぜか、越してきてから無性にロックを聴きたくなってくる機会が増えている今日この頃。。。車を運転する機会が増えているからなのか?それとも景色のせいか、天気のせいか?それは良くわからないけれども。。。だいぶ前からユルい音楽の方を好んで聴くようになっていたので、結構昔にロックなCDの全般は下取りに出しちゃっててあんまり数がなくなっているところに、「ヒトサライ - director's cut - 」が到着!




アルバムの一曲目から、ピックがギターの弦に当たる感触が聴き手である自分の手にも伝わってくるようなイントロからスタート。うん、気持ち良い!アクセルふかしたように入ってくるベースからリズムセクションが合流してくる感じでスピード感倍増。それをソウルフルな歌声で、余裕だぜ、このくらいのスピード、って感じがまた良い。だから、曲ごとにボリューム上げちゃうじゃないか、笑。2曲続けて飛ばして思いっきり走って丁度息継ぎしたい感じになってきた後の「新宿フェザータッチ」これは個人的には歌詞の中にある物語が好きだなぁ〜。映画を一本観た気分になった。歌詞といえば、「マナーモード」も好きだなぁ〜、笑。もう、これは、歌詞全部読む前にタイトル見た瞬間に笑いが込み上げてきた。いまみち氏の歌詞の世界感を知っている人はなんとなく私の言っていることが分かるはずだ。この歌詞に「マナーモード」ってタイトルは、う〜ん、さすがだなぁ、笑。さらに、ギターソロがいい味、醸し出してる。。。こういうの大好きだなぁ。そして、とどめは「パレードは中止」。やっぱりラストは散々ドラマを展開させておいて、「はい!終わりっ!」って言ってしまう感じが、うん、「ヒトサライ」だな、と。。。最後の最後に「燃えないゴミ…」って。笑っちゃうけど、意味深だよな、この世界観。1曲目に出てくる「…笑い飛ばしてナンボだろ」。。。が、「燃えないゴミ」と、なんか自分の感覚の中でシンクロしてループしてるから、なんか、何回もローテーションしちゃうじゃないか、って、笑。



全6曲のこのアルバムは、短い時間の中に凝縮されたストーリーは人生のように、遠い昔にあったことも昨日のように感じるような、「あの感覚」のような気がするのは自分だけだろうか?なんて思ってしまった。一見、キャッチーでシンプルに聞こえるけれども、細部に贅沢にトリックが仕組まれているこのレコーディングは聴くごとに色が変わっていくのではないかな、と感じたりした。

おっと、感想ばっかり書いておいて、リンクを張るの忘れるところだった。とりあえず、CDの方の音源派として、とりあえず、こちら

Itunesやらデジタル配信でも購入可なので、CDと聞き比べてみるのも良いかと。。。



追記:

どうやら、CDの音源と、デジタル配信の音が違うらしいぞ。。。う〜ん、この辺の、「音を聞く環境とリスナーのジェネレーションに対しての配慮」なんかを考えると、ものすごくリスナーフレンドリーでもあるし、アルバムにかけている熱を感じるなぁ〜、なんて個人的に感じているわけであります。いや、それにしても、レコーディングの現場、きっと、オカシイこと言い合って楽しかったんだろうなぁ〜、なんて個人的に想像しているわけですが。。。上が暴れてもリズムセクションの音が大人な音になってるから余裕な感じに聴こえるんかなぁ。。。なんて。。。アハハ。個人的には、CDの音源派かも。。。オレも、オジさんになってきたのかなぁ。。。


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